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星が欲しい #日記

 自分だけの星を欲している。ダジャレみたいだが、これは至極真面目な話なのだ。

 安らぎの形は人それぞれだし、救いの形も人それぞれだから、この世にないなら作ればいいと思った。

 人間の真似事をしている気分だと言葉にした。やってはいけないこともやるべきこともこうすれば誰かが喜ぶとかも、全部が全部打算でしかなくて、そこに私の本意はないのかもしれないと思った。だから、他の星から来たとかだったら良かったなと思ったのがこの話のきっかけだ。どこかに帰る場所があるなら、なにか目的のためにそうせざるを得ないなら、人間の真似事だって楽しいのかもしれないな、と。

 ずっと帰る場所を欲している。暖かくて優しくて時に厳しくてもいつでも受け入れてくれるって信じられるような場所が欲しい。
 自分の中に留めておくなら吐きたい言葉を吐いていいし、誰にでも邪魔されない創作があってもいい。頭の中は自由だから。私は自由だから。

 死んだらそこに還り着きたいと祈る。これは、自分だけの宗教みたいなものなんだと思う。

 目的を決めよう。何がいいかな。無難に侵略のため?
 でも自分だけの星に他の人はいない。救いの中に他の人を入れると絶対的じゃなくなるから。私は侵略は望んでない。しいて言うなら、一人が寂しい。
 じゃあ、交信のため。あるいは、学びのため。学びのためがそれらしいかも。勝手に発展した星の技術を行使して、観測した、地球という星の人間という生き物と交流したかった。いいじゃん。

 帰る場所である星には何があるかな。花の枯れた花畑があるといいな。私が管理を怠っているから花も咲かないけど、いつか芽吹く日が来るんだ。私が自分の星の管理に興味を持ったから。
 あとは、ポストがあるといいな。ポストがあるってことは家もあんのかな。もし私が先に死んだら、観測可能宇宙/うしかい座ボイド/座標零域/孤立恒星系アステリア/惑星碧海号まで手紙を送ってね。家でゆっくり読むよ。

 家には簡単にノートとペンとインク、あとベットがあって、私は眠ることで旅をしている。もちろん、疲れたら旅をしないこともできる。そういう時は目を覚まして、ノートに向き合って記録したり、考え事をしたり、創作をしたりする。別に眠らなくても生きていけたらいい。帰ってきてしまえば、私はもう宇宙人で、地球の人間ではないのだから。

 自分だけの星を作ろう死んだ時いつか迷子にならないように
 私という醜い生き物それをただ受け止めてくれる揺り籠、が星
 帰り着く星には何も無ければいい花とか咲かせられたことないし
 思い出もなければいいなそれならば悲しみなんていらないからさ
 欲しいのは住所、名義と眠りだけいつか書いてね、手紙、約束

 無いものを、特に自分で創っている物を、ただ愚直に信じて生きるのは、世間一般的には多分ありえない話なんだろうなって思うけど、たまにそれを一緒にそうなんだって思ってくれる人と出会うと嬉しいよね。私は、これからも大丈夫になれるように、自分だけの星を自分だけの宗教にするんだと言って、いいね、と言われたのがただ嬉しかったんだ。
 皆さんも自分だけの星を作ってみませんか。人間社会になじむのは大変だけど、宇宙には自分の還る場所があって、いつか星に帰れるかもしれないって思うだけで、私はちょっと楽になったから。普通に創作として出してくれたっていいよ。みんなはどんな星だったら住みたい?

 私は、自分の星に好きなものを詰め込むことはしなかったけど、それは身軽でいたいからで、人によっては好きな物全部持って帰っちゃうのかもしれないなとか、想像するだけで楽しいので。気が向いたら教えてね。

畳む

文章

うつくしいものになりたい、
波に削られたガラス玉みたいな。
あれ、シーグラスって言うらしいよ、
知ってた?

花火の後の余韻、
あの日頬を撫でた手のひらの暖かさ、
もらった言葉、
そういううつくしいものを集めて集めて
ひとかたまりにしたものがわたしであれ、と、願う。
願ってもかみさまは星を降らせてなんかくれないから、
わたしは削れていかずにトゲトゲしたガラスのまま誰かを傷つけている。

ああ、あ、あ、
(聞くに絶えない慟哭)、(自分に対する罵詈雑言)、
お願いだから触らないで。

そんなことを言いながらきっと誰かが、
そんなわたしの、
まだ尖りきらない平らなところをつまんで、
これなら痛くないよと笑ってくれるって、
信じてるんだよ、ごめんね。