光が似合う人だった。 それ以外の暗くて脆くてうしろめたいものは なにひとつも似合わないような、 太陽のような、 美しいひとだった。 本当は、なにもいらなかった。 太陽を手に入れようとした俺が馬鹿で、 誰の手にも収まらないあなたは 困ったように笑って、 困らせてしまった、と、思った、から。 ……。 太陽だって闇には勝てないんだな。 眠るあなたのすこし痩せた顔を見て、 そんなことを思った。 あなたの夢が、 暗くて、脆くて、うしろめたいものでなければ良い。 頼むから、 ひだまりの中心にいてくれ。 2026.3.8(Sun) 06:56:20 詩
それ以外の暗くて脆くてうしろめたいものは
なにひとつも似合わないような、
太陽のような、
美しいひとだった。
本当は、なにもいらなかった。
太陽を手に入れようとした俺が馬鹿で、
誰の手にも収まらないあなたは
困ったように笑って、
困らせてしまった、と、思った、から。
……。
太陽だって闇には勝てないんだな。
眠るあなたのすこし痩せた顔を見て、
そんなことを思った。
あなたの夢が、
暗くて、脆くて、うしろめたいものでなければ良い。
頼むから、
ひだまりの中心にいてくれ。